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戸建と聞くと、
・広い庭、目の前の駐車スペース!
・ペットや楽器可!
・日当たりがいい!
・とにかく広い!
などが一般的なイメージとしてあげられます。
しかし、戸建を賃貸事業として敷地に配置すると、上記のような「戸建のイメージ」にできることは実は少ないことが分かります。
・複数棟配置すると、住戸間が隙間なく、窮屈感がでてしまう・・・。
・駐車スペースが各戸の前ではなく、集合駐車場になってしった・・・。
・庭がとれなかった・・・。
・完全な戸建ではなく、一部テラスハウスになってしまった・・・。
ということは往々にしてあります。
もちろん、戸数を少なくすればこれらは解決することが多いですが、ある程度戸数を配置しなければ家賃の収入規模が小さくなってしまいます。
そこでオススメなのが、テラスハウスになってしまったとしても、
「戸建風」
に建物を造ることです。
例えば、
・戸ごとに外壁カラーを変える。
・戸ごとをベッタリくっつけるのではなく、一部分のみで連棟するようにする。
・玄関前に小さな門・塀で戸建感を出す。
・入り口方向を統一するのではなく、変化をつけることでアパート感を消す。
などが考えられます。
確かに、戸建がくっついたテラスハウスは厳密な意味で「戸建」ではありません。
テラスハウスですので、分類上は、アパートになります。
しかし、造りを工夫することで建物を、
「戸建風」
にする方法はいくらでも考えられます。
単なる連棟のテラスハウスにしてしまうとどうしても古びた感じや安っぽい感じがでてしまうことがあります。
家賃を高くとる、という目的というよりも、長期入居や、また、そもそも入居を決めてもらうための導入として、今回の外観イメージを考えてください。
土地活用の方法として、戸建風テラスハウスも選択肢の一つに入れていただきたいと思います!
2014年11月10日
谷本
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