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私は昨年から土地を購入して賃貸物件を新築する、ということを続けていますが、ベースにしているものがあります。
それは、
戸建賃貸
です。
結果として、戸建が連棟になったテラスハウスとなってしまっているのですが、それでも、まずは戸建賃貸を企画の出発点にしています。
もちろん、収支だけを考えればもっと狭い単身者用の企画の方が利回りが高くなります。
でも、入居募集をしてみて感じるのは、
単身者用の物件はあふれ返っているのに、良質なファミリー物件というのはなかなか供給が多くならない
ということです。
それはある意味仕方のないことで、ファミリー物件にしてしまうと、表面上の利回りがどうしても落ちていってしまうためです。
部屋を狭くすればするほど、単身者向きの物件にすればするほど「表面上の」利回りは高くなります。
ここで
「表面上の」利回り
と何度も強調しているのは、それは満室経営を維持できてこその数字だからです。
単身者用の間取りが入居募集で苦戦し、空室期間も長くなりやすいことを考えると、
「本当の利回り」
で比べると、どちらが効率がいいのか分からなくなります。
むしろ、長期的に考えれば、戸建賃貸に軍配が上がる可能性も十分に考えられます。
さらに、同じ戸建賃貸でも、2F建てではなく、3F建てにする、という方法もあります。
個人的に、特に都内での土地活用では、3F建戸建賃貸は無類の強さを誇る、と考えています。
少し考えてみるだけでも、
・狭小地でも十分な建物面積をもったファミリー物件にできる!
・日当たりが悪くても、2Fリビングなどにしてデメリットをメリットに切り替えられる!
・戸数を多くかせぐことができる!
・ほぼ競合がないので建てるだけでその存在が強烈なアピール材料になる!
というようなメリットがすぐ思い浮かびます。
検索していただけると分かるのですが、最近急に戸建賃貸が増えてきましたが、3F建ての戸建賃貸はほぼ皆無なことに気づきます。
そうです、ライバルがいないので、まず競争にならないのですね。
その3F建てという存在自体が圧倒的なアピールポイントになり得ます。
もし、都内近郊で土地活用を考えておられるとしたら、3F建ての戸建賃貸を選択肢の一つにしてみるのもおもしろいと思います!
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