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10月17日(土)新刊出版記念セミナー開催!
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当社に新しいスタッフが加入しました。
会話の内容が初々しいなぁと思うことも多く、ベテランスタッフもフレッシュな気持ちで仕事しています。
そんな中、先輩と新人くんからこんな会話が聞こえてきました。
先輩「今回の土地の建ぺい率、容積率は何%だった?」
新人くん「・・・・・」
そこで話が途絶えてしまいました。
ここは不動産業界未経験であれば、だんまりになっても仕方がありません。
不動産に携わることがなければ出会わないこの言葉。しかし土地活用において非常に重要な意味ある言葉なのです。
そこで今回は、土地活用に必要な基礎の基礎知識、建ぺい率と容積率を紹介します。建ぺい率とは「建築面積の敷地面積に対する割合」のことをいいます。
例えば建ぺい率が60%で土地面積が500平米とすると、
500平米 × 60% = 300平米
となり300以内の建築面積で建物を建てることができます。
続いて容積率です。容積率とは「建築物の延床面積の敷地面積に対する割合」のことをいいます。
例えば容積率が200%で土地面積が500平米だとすると、
500平米 × 200% = 1000平米
となり延床1000以内の建物を建てることができます。
この計算が何を意味しているかというと、建ぺい率、容積率がわかると、建築ボリュームを導くことができるのです。
建築面積 300平米以内
延床面積 1000平米以内
を例にすると、
1000平米 ÷ 300平米 = 3・33・・・
3階建ての建築物を建てることができます。
建築面積を狭くすることで、
1000平米 ÷ 250平米 = 4・・・
4階建ての建築物を建てることができます。
戸建を2階建てにするか、3階建てにするか、はたまたアパートマンションとするか簡単にイメージすることができます。
もちろん細かく見ていくと制限や緩和といった処置があり、イメージ通りとはいかないかもしれません。
しかしながら、土地活用を検討する前に戸建、アパマンどういった建築物を建てることができるのか、所有する土地からどれくらい収益を出すことができるのか、まずは自身でシミュレーションすることが、土地のポテンシャルを把握するという意味でも、重要な工程となるのです。
平成27年9月14日
高橋 淳
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