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当社ではリフォーム見学会という企画を不定期で開催しています。先日は鍵について取り上げ、足を運んでいただいたお客様に見て触って体験していただきました。
普段何気なく利用している鍵ですが、この分野も進化が始まっています。
とりわけ最近、話題なのはスマートロック。
特徴は以下になります。
・スマートフォンで扉を開錠できる。
(鍵を持ち歩く必要なし。)
・不動産会社や内見者の不特定多数が出入りする空室部屋の入退出履歴を残すことが可能。
・鍵の有効期限が設定可能。
・遠隔でロックやロック解除が可能。
といったものがあります。
これから鍵はセキュリティー面、簡単に交換できるといった管理面でどんどん向上していくのでしょうね。
さて戸建賃貸のセキュリティです。
一般的にはオートロック付きのマンションの方がセキュリティが高いとされてます。
事実、侵入窃盗の発生状況では戸建24.6%、中高層住宅11.9%というデータがあります。
※平成21年度 警視庁調べ
では、賃貸物件にはどのようなセキュリティが求められているのでしょう。
リクルートが発表した「2014年度賃貸契約者に見る部屋探しの実態調査(首都圏版)、入居物件決定の際の設備・仕様」の必要度アンケート結果が以下になります。
3位 TVモニター付インターフォン
9位 防犯カメラ
11位 ディンプルキーなどのピッキング対策のカギ
12位 玄関ドアのオートロック(締めたら自動施錠)
このアンケートから賃貸物件を探す方は、セキュリティに関心の高いことがわかります。
戸建賃貸のセキュリティを高める方法として、最新の鍵を使うことはもちろんのこと、
・FIX窓にする。
・面格子を取り付ける。
・防犯シャッターを取り付ける。
といった方法があります。
もちろん、追加工事費がかかるかもしれませんが、賃貸ニーズを考え、入居者が決まりやすくなるのであれば、安いものなのかもしれません。
もちろん賃貸経営は事業になるので、かけられる予算、予想される収益をシミュレーションすることが大切です。
不動産投資の目線で考えると、どうしても防犯には、意識が届かなくなりがちです。
そんな中、様々ある設備の中でも特にセキュリティについて考えていただくと、新しい価値の戸建賃貸が誕生するのかもしれません。
平成27年10月5日
高橋 淳
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