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以前、ペット可物件にする場合は、
・ 定期借家契約にすること
・ 再契約を居室で行うこと
でリスクを軽減できるとお伝えしました。
先日、戸建賃貸で実際にペットを飼育している
入居者の再契約を、居室で行った時のことです。
今回の再契約は、2年前に入居されたご夫婦2人で、
ミニチュアダックス1匹を飼育されている方。
まず、インターフォンをならすと、
「ワンワン!」
と、元気な鳴き声が聞こえてきます。
玄関を一望しますが、特に汚れはありません。
一通り再契約業務を済ませ、
ご夫婦に了承を得て室内を巡回します。
1階LDK、水回り、2階の洋室二つを見ましたが、
犬による汚れはまったくありませんでした。
「すごくきれいに生活していただいていますね。」
と伝えると、
「入居するときに、再契約時に室内点検を行うと
聞いていましたので、かなり大事に扱っています。」
とおっしゃっていました。
まさにそうなんです。
入居者に大事に扱ってもらうために、
「再契約は入居者の居室で行うこと」
という特約を入れています。
この特約は、入居者に対する抑制になるのです。
定期借家契約にしても、契約時には必ず、
「家賃滞納や入居マナーに問題があった場合、
再契約できない場合があります。」
と伝えています。
「家賃の支払いを遅れないようにしないと・・・」
「あまり部屋でうるさくしたら問題になってしまう」
と思わせることが大事なんですね。
もちろん、縛りつけすぎるのは良くありませんが、
ある程度の緊張感は必要です。
この入居者からは、
「今まで賃貸に住んでいて、再契約時に室内点検なんて
したことがないので、しっかりした管理会社なんだなと
安心して入居できます」
と言っていただきました。
居室での再契約は、移動時間も考えるとかなり
手間になるので、嫌がる不動産会社がほとんどです。
ただ、再契約は大家さん自ら行うこともできますので、リスクを
軽減したいという場合は、実践してみてはいかがでしょうか?
3月28日
鹿股 恭平
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