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戸建賃貸の建築には、建物本体以外にライフライン工事が伴います。
そのうちガス工事では、都市ガスかプロパンガスを選ぶことになります。一般的に、プロパンガスは、都市ガスと比べ利用料金が割高となるため、部屋を借りる人には不人気と言われています。
しかし、メリットはないのでしょうか。
今回は、導入メリットに注目して見ていきましょう。
◆メリット1
・ ガス管引き込み工事費が無償となる。※契約期間中の配管は貸与となります。
◆メリット2
・ 最新住宅設備を貸与という形で導入できる。
例:給湯器、エアコン、キッチン本体、追い炊き機能付きバス、TVモニター付きインターホン等
◆メリット3
・ 導入した設備は貸与期間中メンテナンスフリー※貸与契約内容により異なる場合もあります。
いずれのメリットも、かける投資額が少なくなったにも拘らず、最新設備も導入できるので、市場での競争が有利になります。
では、入居者にとってのメリットはどうでしょうか。実は最大のメリットがあります。
それは“災害に強い”ということです。
日本はここ数年の間、立て続けに大きな地震の被害を受けました。地震の被害は家屋だけでなく、ライフラインにも及びます。
ライフラインの供給が止まることは、日常生活でとても不安なことでしょう。実際、ガスの復旧はどうだったのでしょうか。
新潟県中越沖地震の事例では、プロパンガスは復旧まで約1週間、都市ガスはなんと復旧まで1ヶ月かかったといいます。
東日本大震災の事例では、3月11日の地震発生からプロパンガスの全面復旧は4月21日、都市ガスは6月18日と、大きな差があったのです。
どうしてこのような時間の差が生まれるのでしょうか。その理由は、供給形態が違うからです。
都市ガスの配管は道路下に埋まっているのですが、数百戸〜数千戸に供給されるため、とても長いものです。
その長い配管の安全確認を行うので、当然時間がかかります。
しかし、プロパンガスはガスボンベが個別に備え付けられているので配管も短く、戸別の安全確認が可能です。
このような理由から、復旧のスピードに差が生まれるのです。
賃貸募集する時は、プロパンガスは災害に強いことをキャッチコピーにし、また、仲介営業担当者にはプロパンガスのメリットを伝えてください。
必ずデメリットがメリットに変わり、ターゲットとしたお客様をとらえることができるはずです。
都市ガスとプロパンガスの違いを理解し、事業計画の段階からどちらを導入するか想定しておくことが大事になります。
平成28年6月13日
高橋 淳
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