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以前、当社で管理している戸建賃貸の隣地にお住まいの方より、
「毎週土曜の深夜2時〜6時ぐらいまで
パーティーを開催しているようで、とてもうるさい。
室内だけでなく外でも大声で話している。」
というクレームが入りました。
この物件は外国人の方が入居しており、
毎週土曜は友人達の溜まり場になっているようでした。
もちろん、このままでは隣地の方に迷惑を掛けて
しまいますので、すぐに注意の連絡をします。
しかし、電話で注意をしても、相手の母語ではないため
伝わっているのかよく分かりません。
その後も隣地の方からのクレームは続きましたが、
入居者に何度も注意していく事で、なんとか
毎週パーティーが開催されることはなくなりました。
日本人の常識だと、毎週深夜に
パーティーをするのは考えられないですね。
もちろん、外国人全員がそのようなパーティーをするわけでは
ありませんが、日本人よりは確率が高いと言えるかもしれません。
そこで、以後当社では、外国人が入居する場合は
外国人専用保証会社の加入を必須にしています。
家賃の滞納や夜逃げに対して保証をする意味も
ありますが、目的はそれだけではありません。
なんとこの保証会社は5ヶ国語の言語に対応しています。
依頼をするだけで、直接保証会社から契約者に対して、
生活態度についても「外国語」で注意してくれるのです。
入居者により伝わりやすい言語で注意してくれるので、
伝達スピードが全然違います。
この保証会社は、騒音だけに限らず、入居中に
起きるトラブルのすべてを依頼可能です。
この「会話ができる」ということだけで、
外国人入居のハードルが大幅に下がりました。
入居マナーの問題や滞納等のリスクが高い印象があるため、
外国人をNGにしている大家さんは、やはり多いです。
しかし、このような保証会社を利用するなどして
しっかりと対策すれば、外国人可にするのは
有効な空室対策になるのではないでしょうか。
平成28年8月22日
鹿股 恭平
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