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不動産業界では、9月から10月は第2の繁忙期と呼ばれています。
この時期は、戸建賃貸、マンションに関わらず、
1月から3月の繁忙期の次に入居者の
入れ替わりが激しい時期です。
なぜなら、法人の転勤の時期と重なるからです。
この時期を逃すと、次のチャンスである
翌年の1月まで待たなければなりません。
そこで、本日は、今の時期に使える
満室にするためのテクニックを一つ紹介します。
それは、
「仲介営業マンを味方につけること」
です。
仲介営業マンを味方につけることで、
他物件より紹介してもらえる機会を増やせます。
当然、内見案内も増え、成約も増えてくるのです。
それでは、いかに仲介営業マンを味方につけるのか?
味方につけるための3か条をお伝えします。
・ 成約させてくれた営業マンに謝礼をプレゼント
1つの契約で多く稼げる物件を紹介したいというのが
仲介営業マンの本音です。
通常の報酬である広告料とは別に、
営業マンに謝礼を直接プレゼントしましょう。
広告料は、会社の報酬になるので、営業マンは
その一定割合しか報酬を受け取ることができません。
しかし、謝礼であれば直接個人に渡せるので、
営業マンは100%の報酬を受け取れます。
稼げる物件ということで、紹介してもらえる機会が
増えることは間違いありません。
・ 何でも相談できる関係性を営業マンと築こう!
内見案内をしていると、お客さんが、
「家賃が2,000円下がればな・・・」
「ウォシュレットが設備としてあれば・・・」
「初期費用がもう少し安くならないかな・・・」
等の要望を漏らすことがあります。
普通であれば、営業マンは、
「一旦、会社に戻ってから管理会社に相談してみますね。」
となりがちです。
しかし、これでは今すぐ入居を決められるかもしれない
見込み客をみすみす逃すことになります。
そこで、事前に営業マンに、
「何でも相談に乗りますので、
交渉があればすぐに連絡してくださいね。」
と伝えておくのです。
そうすることで、その場で解決し、
即決に至るケースが多くなるのです。
・ 営業ツールを渡してあげよう!
仲介営業マンは、とても忙しく、
できる限りの手間を省きたいと思っています。
仲介業者は、物件を紹介するために室内写真を
撮りに行って、募集図面を作成し、自社ホームページや
ポータルサイトに掲載する作業が必要になります。
この手間を省いてあげると、物件に対して好印象を与えられます。
そこで、室内写真・募集図面・間取り図・周辺地図等の
データをこちらから事前に渡してあげましょう。
特に、仲介業者の作成した募集図面では、
物件の魅力を100%伝えられないことが
多いので、お互いにとってメリットがあります。
以上が、仲介業者を味方につけるための3か条となります。
これらを実行することで、物件を
紹介してもらえる機会は間違いなく増えます。
あとは、物件力を磨き、この第2の繁忙期で必ず満室にしましょう。
平成28年10月3日
鹿股 恭平
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