★お知らせ★
2017年 不動産の大展望 対談CD
浦田 健/芦沢 晃・石渡 浩・岡田 のぶゆき・叶 温・内藤 忍
------------------------------------------------------------------------
先日、仲の良い仲介業者の営業マンから、
「あの物件、ついに広告料をつけてくれたんですね!」
と連絡がありました。
それは、当社で専任募集している千葉市郊外にある戸建賃貸でした。
この営業マンとは昔からの付き合いがあり、
本音を正直に話してくれます。
仲介営業ならではの実情や裏話を、色々と教えてくれるのです。
例えば、郊外にある物件は賃料単価が低いため、
都心と比べ1度の契約で稼げる手数料が少ないです。
そのため、広告料等がついておらず、
「稼げない物件」
として認知されてしまうと、紹介優先順位が
かなり低くなってしまうのです。
そうなってしまうと、仲介業者も積極的には
紹介してくれず、なかなか成約に至りません。
ただ、今回の物件については、
「広告料がついていれば、物件力はあるので絶対に決まりますよ」
と言われていました。
しかし、オーナーに提案しても、「この募集条件で今まで
決まってきたから」という理由で、なかなか首を縦に振ってもらえず、
判断を迷っているうちに空室期間は半年を超えてしまいました。
さらに、別に所有する戸建賃貸でも退去が決まってしまったため、
オーナーも慌てて広告料を設定したのでした。
広告料設定後は、1ヶ月もかからないうちに上記の営業マンが
1部屋を成約させ、もう1部屋の問合せも増えています。
結果として、当初から広告料を設定していれば、
半年間もの機会損失はなかったと考えられますから、
もったいないことです。
仲介業者の生の声は、早期成約できるチャンスです。
郊外にある物件は、広告料を設定するなどして
「稼げる物件」
として認知させ、少しでも多く紹介してもらい、
早期成約を目指しましょう。
平成29年1月16日
鹿股 恭平
ページTOPへ