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賃貸仲介会社の中には、高級物件だけを取扱う会社が存在します。
先日、エイブルグループで高級賃貸専門会社が設立されたニュースは記憶に新しいところです。
高級賃貸と一口にいっても、いくらからが高級と言われる賃料なのか、立地は加味されるのか、などの定義はなく、会社それぞれの判断となっているようです。
そんな中、高層マンションはもちろんですが、都心部では戸建賃貸も高級賃貸に位置づけられているケースを見かけます。
これは、都心で戸建賃貸が珍しいことにつきます。(もちろん、都心の戸建賃貸であっても、専有面積によっては「高級」ではなく一般的な賃料となることもあります。)
マンションと異なり、隣り合って付き合う必要のないプライベート性の確保も「高級」としてウケる要因の一つなのでしょう。
しかし、都心であるという「立地頼み」だけで客付できるかと言えば、それは、半分正解で半分不正解だと思うのです。
なぜなら高級賃貸を求める層は、それなりにお金を持っているので、自分が住む物件選びにシビアになるからです。
例えば、とことんセキュリティーにこだわる人もいるでしょう。
駐車場は3台分確保しないといけないという人もいるでしょう。
高級高層賃貸マンションであれば、当たり前のようについているコンシェルジュサービスを望む人もいるでしょう。
需要が高く客付力がある戸建賃貸だからという理由で、設備はいわゆる「賃貸」仕様、外構部も手をかけない、サービスもつけないという判断をすれば、お客さんから選ばれなくなってしまうのです。
ただし、この話は、何も戸建賃貸に限った話ではありません。
賃貸の企画とは、その地域にどういった賃貸需要があるのかを見極めたものでなければいけません。
60平米程度の中間層に向けた戸建賃貸のニーズがある地域なのか、はたまた100平米超え、セキュリティや外構に費用をかけ高級賃貸として貸し出した方がいい地域なのか。
そして得られる賃料から逆算した建築費を算出することで、その企画は絵に描いた餅とならずに済むのです。
人気の戸建賃貸だから賃貸経営がうまくいくわけではありません。
しっかり需要を満たした企画にすることが、賃貸経営の成功の第一歩になるのです。
2017年4月3日
高橋 淳
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