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先日、九州にある有名な不動産会社が開催する
「賃貸管理実務研修」に参加してきました。
数多くの不動産会社が参加していて、
「トラブル発生時、最善の対応方法は?」
というグループワークを行いました。
今日は、その研修の中で学んだことをお伝えさせて頂きます。
まず、ある会社では、全管理物件で発生した設備トラブルを
リスト化し、1年間集計してみたそうです。
その集計結果をランキングにすると、
【第1位】共用灯切れ
【第2位】建具の不具合
【第3位】エアコンの故障
という結果になったそうです。
トラブルは発生させない事が、何よりも大切になります。
この上位3つを予防できれば、入居者からのクレームが減り、
より良い賃貸経営が出来ることは間違いありません。
では、予防するためにはどうしたら良いのでしょう。
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【第3位】エアコンの故障
まず、入居前準備の際には、
必ずエアコンの作動テストを行いましょう。
これから新生活が始まるのに、いきなりエアコンが使えないのは、
新入居者の不満がいきなり溜まってしまいます。
しかし、電化製品なので、入居後に
突然壊れてしまうのは、仕方がありません。
そこで、メーカー・型番・製造年月日を把握することが重要です。
入居者から不具合の連絡があった場合に、
すぐに業社手配できる体制をとっておくことで、
クレームも抑えられます。
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【第2位】建具の不具合
「扉が閉まりにくい・・・」
「変な音がする・・・」
のような不具合は、退去時・入居前の確認を徹底することで、
防げることがあります。
必ず、チェックシートを作成し、細かい箇所まで
チェックすることを怠らないようにしましょう。
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【第1位】共用灯切れ
共用灯切れの対策には、いくつかの方法があります。
1.少なくとも月1回は、清掃や巡回を行い、
必ず共用灯の点灯確認を行う。
万が一、クレームがあった場合でも、早急な交換作業が
出来るように、共用灯の電球や蛍光灯の品番をリスト化しておく。
2.1年に1回、必ず共用灯一斉交換を行なう。
3.初期費用は掛かるが、長期的に見れば
経済的であるLED交換工事を実施する。
LED電球は、寿命が4万時間と言われていますので、
交換の手間が一気に減ることになります。
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以上のような対策をすることで、上位3位のトラブルも
予防することができます。
当然、予防してもトラブルが発生することはあります。
その際は、
「とにかく早急に対応すること」
がクレームを大きくしない、一番重要なポイントとなります。
戸建賃貸でもマンションでも管理をしっかりすることで、
入居者の長期入居に繋がり、賃貸運営を成功させることができます。
トラブル発生前の事前対策をしっかりとしていきましょう。
2017年9月25日
鹿股 恭平
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