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先日、築古戸建賃貸を買い進めるオーナー様と、打ち合わせがありました。
そこで、誰もが気になる、「どのような目線で物件を買っているか」について、質問してみました。
すると答えは、
・オーナーチェンジ物件
・利回り10%
・土地値で買うことができればベスト
といった、至ってシンプルなものでした。
しかし、そこは百戦錬磨のオーナーさん。
やはり、他の投資家とは異なる目線を持っていました。
それは、「入居者の属性を見る」ということです。
あれっ、たったそれだけ!?と思った人も多いですよね。
しかし、なんと入居している人が、
・高齢
・ペットを複数頭飼育している
・外国人
・大家族
・母子家庭
といった物件を好んで買っているのです。
一般的にリスクが高いと言われる入居者層ですが、それはなぜなのでしょうか。
もう、お気づきの方もいるかもしれませんね。
理由は、「他に引越し先がなく退去できないから。」というものです。
事実、このような属性の方が住んでいる物件では、一度も退去となったことがないそうです。
また、こういった属性でも、もちろん真面目な方はたくさんいます。
それにも関わらず、借主として承諾してくれるオーナー、受け入れてくれる物件は、まだまだ少ないのが現実です。
裏を返せば、一度引越し先が見つかれば、そこに住む以外の選択肢が少なく、長期的な入居が見込めるということです。
今回は、このような賃貸業界の闇を逆手にとって、安定した賃貸経営をしているオーナーのお話でした。
2018年12月10日
高橋 淳
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