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先日、電車に乗った際に、
「住んで良かった間取りとは!?」という
無料紙面を見つけました。
その特集は、実際に住んでみた結果、
良かったと思えた間取りのアンケート
を取ったものでした。
早速、ランキングを見てみましょう。
<第1位>
「対面式キッチン」
キッチンと食卓の距離が近いので、家事が
ラクになるだけでなく、料理をしながらでも
家族とコミュニケーションが取りやすく、
ダイニングやリビングの様子がよく見える点が人気。
<第2位>
「オープンなLDK」
こちらも対面式キッチンと同様に、家族との
コミュニケーションが取りやすいのが人気。
このように、家族とのつながりを実感できる
ような間取りは、ランキング上位となっています。
それ以下のランキングは、
<第3位>
「ウォークインクローゼット」
たくさん収納できるので、とても便利。
一回利用してしまうと、もうなしでは考えられない。
この他にも、
6位「パントリー」
8位「階段下収納」
9位「シューズインクローゼット」
など、「収納」に関する項目が多く
ランクインしていることが分かります。
当社で行なっている退去者アンケートでも、
・収納が多いので、とても良かった。
・収納が少なく、生活が不便だった。
など、収納に関する意見が少なからずあります。
つまり、入居者に長く住んでもらうには、
「収納」を意識することは非常に重要です。
もちろん、間取りや広さは物件を一度
購入してしまえば、簡単に変更できるもの
ではありません。
しかし、
・洗濯機上に収納棚を設置する。
・キッチン下のミニ冷蔵庫を撤去して、
収納スペースを増やす。
・何もない洋室に後付けの収納棚を設置する。
など、後からでも作れる収納はたくさんあります。
収納を広くしてしまうと、部屋が狭くなって
しまうため、優先度が低いと考えられがちです。
ただ、入居者目線で言えば、多少部屋が
狭くても、収納が広かったり多い方が
「住みやすさ」を感じてくれます。
原状回復やリノベーションを行うときは、
少しでも収納を増やし、生活しやすい部屋を
提供するということを頭に入れておきましょう。
2019年1月14日
鹿股 恭平
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