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以前、このコラムで2019年のトレンド予測にも名を連ねている【デュアラー】についてお話ししました。
見逃した方のために改めて説明すると、デュアラーとは「都心と田舎の2つの生活=デュアルライフ(2拠点生活)を楽しむ人たちのこと。」を言います。
トレンド予測に挙がっているように、2月25日発行の賃貸住宅新聞でも多拠点住み放題のサービスが、トップ記事として扱われていました。
どのようなサービスかというと、定額料金を支払い、全国の賃貸住宅に住めるといったものです。
サービスを利用したい会員を募集したところ、2ヶ月弱で1000名以上の応募が殺到したといいます。
これだけの需要があれば、今後、空室や空家がどんどん登録されていくだろうと思われます。
投資家目線で考えると、どれだけの賃料を得ることができて儲かるのかが、気になるところです。
これは私の予想ですが、もしこのサービスを提供する事業者がサブリース契約をして住宅を確保する場合、収益性は高くないものと思われます。
理由として、現在、このサービスで提供される予定の物件は東京都心から1〜2時間程度の地方であり、そもそもの家賃が低く、そこから更にサブリース賃料査定となってしまうためです。
投資家が地方の戸建・アパマンを買って、どれだけ儲けが出て投資としての旨みがあるのか、様子を伺っていきたいところです。
しかし、自分が消費者としてこのサービスをみると、非常に魅力のあるサービスだと感じています。
月額4万円で泊まり放題なのですから、友達や家族とプチ旅行もできますし、都心から離れてリフレッシュするのも良いのではないでしょうか。
昨年から、スルガ、TATERUの不正融資、レオパレスの施工不備問題と、不動産・建築業界は暗いニュースが多くありました。
そんな中、久しぶりに自分が利用したいと思う、ワクワクするサービスが生まれようとしています。
しかも、地方の空家の利用や、地域住民との交流による活性化等、社会貢献の意義も生まれそうです。
賃貸経営をしていると、事業者目線になりがちですが、消費者からの目線を持ち続けることも大切だと思いました。
「このサービスになら、お金を払ってもいい!」
このように思っていただけるような、賃貸経営をしていきたいものです。
2019年3月11日
高橋 淳
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