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3月に発行された週刊住宅の見出しに、
「拡大する『ネコ市場』を狙う」
と題して、賃貸・リノベーション・空家活用などの事例が紹介されていました。
記事は、
・全国の犬、ネコの飼育数が子どもの数を上回っている
・特にネコに関連するマーケットが拡大している
・ネコ仕様の住宅の普及が進み始めている
といった内容でした。
当社の管理物件にも、ネコ飼育可のアパートがあります。
しかし、それはあくまでも空室対策としてであり、特に傷つきにくい内装にするわけでも
なく、条件をネコ飼育可としているだけです。
(とはいえ、定期借家契約を利用したり、再契約ごとに室内を確認するなど、工夫はしています。)
それでも、ふたを開けてみれば、これといった付加価値を付けていないにも関わらず、空きが出ればすぐに申込みが入る物件となっています。
それだけネコ飼育可のアパートの供給が少なく、需要が多いということがわかります。
さらに一度入居が決まれば、長期的に住み続けていただける傾向にあるため、安定した賃貸経営ができます。
やはり、世の中にネコ飼育可物件は少なく、引っ越し先を見つけるのが一苦労だということなのでしょう。
需要があるところには、チャンスがあります。
それは、築古戸建賃貸再生においても活かせることです。
築古戸建を購入した多くの場合、リフォームが必要となります。
そのリフォーム内容を、ペット飼育に重点をおいたらどうでしょうか。
例えば、
・キャットウォーク、ステップの設置
・腰壁の設置
・消臭効果のあるクロスや塗料の利用
・空気清浄機の設置
・ネコ用トイレの設置
・足洗い場の設置
・リードフックの取付
といったものです。
築古戸建を再生する過程で、これらのリフォーム内容は、決して高額なものではないはずです。
そして、たったこれだけのことで、ペット飼育希望のお客様のハートを鷲掴みにすることができるのです。
また、戸建の独立性とペット飼育可の条件は、とても相性が良いものです。
なぜなら、共同住宅では上下隣の住民への配慮が必要ですが、戸建ではそのような気遣いが必要ないためです。
また、庭付きの戸建であれば、外で遊ばせることも可能です。
多くのビジネスで共通しますが、マーケットが拡大する市場では、稼げるチャンスが増えます。
ペットの飼育ができる戸建の供給は、まだまだ少ないため、オーナーの工夫次第で今後もまだまだ成長することが可能です。
戸建賃貸の持つポテンシャルを活かして、あなただけの成功ノウハウを作り上げてください。
2019年4月22日
高橋 淳
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